もしも女子総合格闘家に本気で挑んだら
幼少時に、女子に負けたり、映像で強い女性に圧倒されることで興奮を覚えてきましたが、実際に女子と格闘で負ける事は、大人になってから経験していきました。
では、女子総合格闘家と勝負したら、どうなるか?
妄想でもありますが、現在はAIもあります。趣味レーションが容易なんです。 では、やってみましょう。
開始のゴングが鳴る。
リング中央、正対する。
私の体は、もうこの時点で緊張で強張っている。
対する彼女は、しなやかに構えを取り、瞳が戦いの色に変わっている。
1ラウンド制・時間無制限のスパーリング。
合図と同時に、距離を詰められる。
【立ち技】
彼女はフェイントを繰り返しながら、いきなりローキックを当ててくる。
脚に電気が走るような衝撃が走る。
「これがプロの蹴り…!」
一歩下がろうとするが、前足を払われてバランスを崩す。
その隙を見逃さず、左ミドルが肋骨を撃つ。
息が一気に抜ける。
一度も攻撃を出せないまま、体が固まる。
【組み】
「組もう」と考える暇もなく、タックル。
腰から下を強く抱えられ、簡単に持ち上げられる。
床に背中を打ちつける衝撃。
頭がぼんやりする。
上に跨った彼女の体は驚くほど重く、暴力的な制圧感がある。
【抑え込み】
マウントポジション。
両手首を封じられる。
胸と顔を密着させて体重をかけられると、息が詰まる。
動こうとするたびに、尻と太腿で全身を押さえ込まれ、じわじわ体力が奪われる。
片手を解放し、顔面にパチンと軽く張り手。
プロらしい冷静な余裕。
「降参する?」
声は優しいのに、支配されている恐怖と昂ぶりが同時に混じる。
【絞め】
頬に汗が落ちる。
次の瞬間、首に彼女の前腕が深く入る。
片方の袖を掴んで絞める。
ラペラチョークの要領だ。
視界が暗くなり、全身の力が抜けていく。
「…おやすみ」
その声を最後に、意識が遠のく。
【敗北】
気がつけば、仰向けに寝かされている。
リング上に一人、息を切らし、支配感と敗北感に混じった快感を覚える。
「男が女に負ける」という現実。
格闘未経験では、プロにとって獲物同然でしかない。
屈辱と高揚が、胸の奥でとぐろを巻いていた。
完敗です。やはり、強い女性には、負けてしまいますね。
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