ケイコが叩きのめしたブタミヤ他、闘技場となる特設リングとその付近は、マットもひかれ、観戦席に座席も無く、乱闘できる仕様で設置された。
これは、パイナップルジャムの男子学生達が、ケイコをヤレルと思い、そこで沢山のザーメンシャワーを喰らわせようという試みで設置したのであった。 当然、ケイコだけでなく数的に有利にある自分らは、女子レスラー全員を犯せるかもと、期待に胸を膨らませていた。 これより変態スケベ大学生によるエロが炸裂していく。
時間よりだいぶ、18時過ぎ頃に早く女子レスラーが全員、水着などのリンコスで入場し、練習を開始する。 そこへ、なんと男子学生も押し寄せたのだ。 男子も全員パンツいっちょである。中には、興奮しているのか、早くも勃起し始めているものもあり、パンツ越しに勃起した股間がキッキリと見える。 競泳用の海水パンツをはいているものが多かったが、中には、象さんパンツをはいている変態もいる。 皆、女子レスラーを押し倒すことしか考えていなかったようである。
男たちは、皆、飢えていたのだ。 当然である、20歳ソコソコの成人男子が、彼女もおらず、ろくにセックスもしていなければ、そうなるのは自然現象である。
彼らにとって、もはや女であれば、相手は多少だれでもよかったのだ。
確かに、彼らは、この日を前にケイコのイメージビデオを購入して皆興奮していたが、それ以外にもパンフレットを購入し、どの娘がいいかを品定めをしていた。
だが、毎日、オナニーを繰り返してきた男達も、この日のために禁欲して、精力パワーをためてきている。男達のそれは、もはや爆発寸前なのだった。
メンバーに選出されなかった先のブタミヤ他のメンバーも、もはや収集が付かない様子。 オレもやりたい、オレにもヤラセロ状態。性欲の暴徒と化していたのだ。 欲情した男は、ハッキリ言って女であれば、極論、穴さえあれば誰でもいいほどなのだ。
ギンギンに勃起したアキヒト君がガマンできずに女子レスラーの水着姿に興奮して、走り出した。いつもは、まじめでおとなしい子である。 それが、布製の薄め水色のモッコリパンツに大きなテントを貼り、ギンギンになったアソコをジュニアのカナエめがけて襲い掛かる。 アキヒト君は、おとなしいが、何度か、乱交パーティにも参加している経験があり、我をすでに忘れた状態だった。 アキヒト君のパンツは、薄手の布製のため、競泳用と違い、勃起すれば膨らみますし、その膨らみの先端から愛液がしみていて、それを見たカナエは、悲鳴をあげました。
「キャアー、あ、何よ変態、」 逃げ惑う、カナエに周りの女子レスラー達がアキヒト君を取り押さえます。
その光景に、皆、はじけ飛びましたね。 ヤマト君、カシオ君、トルナ君のアキヒト君の仲良し仲間が参戦します。
ちなみに、カシオ君もアキヒト君と乱交仲間で、以前も他の女子大生と乱交を楽しんだようです。 ヤマト君は、この4人のリーダーで、内気な4名のまとめ役です。 皆、股間を押さえていましたが、勃起は明らかで、禁欲した性欲が爆発していたのです。
こうなると乱闘です。
一気にあちこちで乱闘が始まります。
初めは、男の子達の欲情した姿に驚き、恐れおののいていた女子レスラーも吹っ切れてきます。こうなると、喧嘩の弱い素人男子たちは、あっという間にやられていきます。
あるもの、サヤカに卍固めをかけられ、その太ももの感触に一段と股間を膨らませるも、今度はサヤカがそれに気づき
「この、変態ヤロー」
と電気アンマーを喰らわせます。
マヤとユウナは、ラリアットでアキヒト君をのめした後、ヤマト君をソバットで倒して、2人揃ってのダブルヒップアタックでカシオ君、トルナ君に大ダメージを与えてしまいます。
マリナが痛恨の強烈な膝蹴り!!アリゾノ君に炸裂です。 アリゾノ君は、勃起したまんま大の字に倒れて、動かなくなりました。
こんな事になるとは・・・・ シュンにはこの状況をとめる術はありません。途方にくれていると、そこにジュニアのショウコがあらわれたのでした。 ショウコは、美人で、19歳。はっきりいって何故プロレスをするのだろうと、以前から疑問の思うほどです。背は成人女性のほぼ平均的で体重もシュンより軽く、50キロ少々といったところかと。 どうみても、若い美女で、格闘とか絶対できないようなビジュアルである。
「ショウコちゃん、ショウコちゃんもきてたんだっけ」
「シュンじゃない。貴方も変態なの?」
「いや、こんな乱闘になるなんて・・・ごめん」
「もう、しょうがないわね。みんなボコボコにしてやるしかないでしょ、こうなると」
「いや、ショウコちゃん、襲われちゃうよ、あ、そうだ、オレがショウコちゃんの相手するよ。男達に近づかないほうがいい。闘っているフリしよ。そうすれば、みんな近寄ってこないよ」
「シュンとミックスファイトか、楽しそうだね、シュンなら安心だし」
とそのやり取りを横目にみている視線を感じた。 それは、マサキ君だった。
「ショウコさん、僕とでは、どうでしょうか?」
マサキ君が乱戦を申し出てきたのか、でもこれは、シメタと思いシュンも
「そうだ、マサキ君がいる。マサキ君、ショウコちゃんの相手をお願いしたいな」
「シュン、この子なら私いいよ、適当にやっとくよ」 明るいショウコは、マサキ君とファイトする事になったのだ。
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