抗争のはじまり
シュンは、ケイコとの交渉が首尾よくすすんでいることをマサキ君に伝えると、マサキ君は仲間たちに伝えるが、実際、男達は体目当てだ。そこは、ケイコさんにきちんと話しておなかいと大変な事になるとシュンに忠告をした。
当然、それを話すとケイコは、
「えええ?なに考えてんの?」
「そ、そうだよね・・・・」
「シュン、貴方も女子プロレスを性の対象としてみていないのね?」
「え、いや、そういうわけじゃあ・・・」
「無理しなくていいの。そういう見方も、1つの見方だと思うし。 でもね、女の子達を傷物にしようという企みは許せない!!」
ケイコは、怒っていた。 エースとして、身を粉にして働いてきたのに、このようなファンばかり増えていくことに対してと自分の不甲斐なさに。
「いいわ、ただし、条件ある。彼らがもし、ウチの娘達に勝ってもやらせない。 ただし、私が相手をするわ。女子レスラーに勝利したら今度は、この私と勝負、それで私が負けたらヤラせてあげるわ」
「ええええ、イヤだ。ケイコをそんな目でみる男達にやらせるとか、正直、肌を触らせる事さえ俺には耐えられないよ・・・・」
「貴方が企画し始めてきたんでしょう。それくらい責任とりなよ。目も前で彼女が他の男に抱かれて、なんて耐えられないって言うんでしょ。でも、私、負けないよ。それとも、私でも敵わないほどの男子がいるの?」
「いや、さすがにケイコには、みんな負けると思うよ。でも、オレは、心配だよ。 ただの試合ならいいけど、そんな性欲の塊みたいな連中となんて・・・」
こうして、セックスショーになりかかるミックスファイトイベントを計画しつつ、夏を迎えるのでした。 一方、ヨウスケは。
「どうしたの。もう、ギブ」 「くそー、何度やっても・・・・」 「ふふっ、マナミとヤリ過ぎで腰が弱ってるんじゃない?だから、私の体にも耐えられないんだよ」
「あああああっ」
ユウコには、惨敗でした。 ユウコとのスパーリングでヨウスケは、マナミと付き合っていることを皆が知っていると聞き、シュン達が夏合宿で、ASWの女子レスラー達を勝負する事を知った。 目を輝かせたヨウスケは、翌日から、学校に戻るのであった。
「ヨウスケさん、戻ってきてくれたんですね。もう、平気なんですか?」 とマサキ君がヨウスケを出迎えた。 そうして、マサキ君から一部始終を聞き終え、自分もミックスファイトイベントに参加する旨を伝えた。
「あんまり、無理しないほうがいいんじゃないですか。ユウコも出るみたいですけど。 そういえば、マナミさんも参戦するとか聞いてますけど。 ウチってドMの集まりなんですかね」
「いや、別にそんな事もないと思うけど、普通に女子レスラーの肌を触れるなら男なら誰でも興味をもつだろ」
「そういうものでしょうか。僕は痛いだけでしたよ」
「ん?マサキ君も誰かとやったの?」
「僕は、色んな女子レスラーにやられてますよ。こんな華奢な体だから、普通の女子にも、負ける事だってかなりあるのに。正直セックスしたいけど前菜のプロレスはいらないですよ」
「そうか、一回紹介してもらってからキミも多くの女子レスラーと関係を持ったんだな」
「ゴツいだけの娘は、正直、簡便ですよ。可愛い女子プロなら夜のお供はわるくないですけど、それでも技とかかけられると、きついし、痛いよぉ。この前なんか女装させられて・・・」
「ええ、女装?」
「そうですよう。ヨウスケさんマナミさんとも付き合ってるみたいですし、ユウコさんともエロい事してそうだから言いますけど、僕なんて女子の水着に着せ変えさせられて、女子プロレスごっこをさせられるんですよ。本物の女子プロレスラー相手に。体がいくつあっても持ちませんよ」
「そ、そうか、マニアックなプレイしてるんだな。マサキ君の体じゃあ、耐えられないよな」
「そうですよ、いつ、腕や足を折られるか不安と苦痛でしかないですよ。怪我させられるのだけは、簡便です、他の娘、抱けなくなっちゃうから」
夏に向け メンバーは、燃え上がった。 正直、女に飢えた男が多く、その彼らが参戦してくるのだ。 メンバーは、こうだ。
夢の島大学 パイナップルジャム所属男子
ヨウスケ コウジ ケンジロウ リョウヘイ ユウタ
の5人が力自慢の列強として選ばれた。 残りは、応援者として観戦する予定だ。
一方のASWでは ヨウコ ユウコ マナミ エルザ リカ
の5名が条件を了承した女子レスラーです。
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